宮古市議会 > 2020-04-28 >
04月28日-01号

  • "沿岸知的障害児施設組合"(/)
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  1. 宮古市議会 2020-04-28
    04月28日-01号


    取得元: 宮古市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-13
    令和 2年  4月 開会会議       宮古市議会定例会 令和2年4月開会会議 会議録第1号第1号令和2年4月28日(火曜日)-----------------------------------議事日程第1号 諸報告 日程第1 会議録署名議員の指名 日程第2 会期の決定 日程第3 会議期間の決定 日程第4 報告第1号 令和元年度宮古一般会計補正予算(第9号)の専決処分について 日程第5 報告第2号 宮古市市税条例の一部を改正する条例の専決処分について 日程第6 報告第3号 宮古市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の専決処分について 日程第7 報告第4号 公用車の事故に関する専決処分について 日程第8 報告第5号 田老総合事務所庁舎移転新築(建築)工事の請負契約の契約金額の変更に係る専決処分について 日程第9 報告第6号 日出島地区養殖場災害復旧(元災暫第1号)工事の請負契約の契約金額の変更に係る専決処分について 日程第10 議案第1号 令和2年度宮古一般会計補正予算(第2号) 日程第11 議案第2号 宮古市特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例の一部を改正する条例 日程第12 議案第3号 宮古市固定資産評価員の選任に関し同意を求めることについて-----------------------------------本日の会議に付した事件 上記日程のとおり出席議員(22名)    1番   白石雅一君       2番   木村 誠君    3番   西村昭二君       4番   畠山 茂君    5番   小島直也君       6番   鳥居 晋君    7番   熊坂伸子君       8番   佐々木清明君    9番   橋本久夫君      10番   伊藤 清君   11番   佐々木重勝君     12番   高橋秀正君   13番   坂本悦夫君      14番   長門孝則君   15番   竹花邦彦君      16番   落合久三君   17番   松本尚美君      18番   加藤俊郎君   19番   藤原光昭君      20番   田中 尚君   21番   工藤小百合君     22番   古舘章秀君欠席議員(なし)-----------------------------------説明のための出席者   市長        山本正徳君   副市長       佐藤廣昭君   副市長       桐田教男君   教育長       伊藤晃二君   総務部長      中嶋 巧君   企画部長      菊池 廣君   市民生活部長    松舘恵美子君  保健福祉部長    伊藤 貢君   産業振興部長    伊藤重行君   都市整備部長    藤島裕久君   危機管理監     芳賀直樹君   上下水道部長    大久保一吉君   教育部長      菊地俊二君   総務課長      若江清隆君   財政課長      箱石 剛君   税務課長      三田地 環君   田老総合事務所長  齊藤清志君   総合窓口課長    西村泰弘君   こども課長     岡崎 薫君   健康課長      早野貴子君   産業支援センター所長        水産課長      佐々木勝利君             岩間 健君   建築住宅課長    菅野和巳君-----------------------------------議会事務局出席者   事務局長      下島野 悟   次長        松橋かおる   主任        佐々木健太 △開議      午前10時00分 開議 ○議長(古舘章秀君) おはようございます。 ただいままでの出席は22名でございます。定足数に達しておりますので、これより宮古市議会定例会を開会いたします。 直ちに令和2年4月開会会議を開きます。----------------------------------- △諸報告 ○議長(古舘章秀君) 諸報告を行います。 最初に、一部事務組合等に選出されている議員に対し、報告のため発言を許します。 令和2年3月宮古地区広域行政組合議会定例会に係る議決事件の概要について、藤原光昭君に発言を許します。 藤原光昭君。     〔19番 藤原光昭君登壇〕 ◆19番(藤原光昭君) 報告いたします。 去る3月23日召集されました宮古地区広域行政組合議会定例会において審議されました議案について、その概要をご報告申し上げます。 本定例会は、宮古市役所議場において午後1時に開議され、会期は1日限りでございました。 議案は2件で、お手元に配付しております概要報告書のとおりでございます。 議案第1号 令和2年度宮古地区広域行政組合一般会計予算につきましては、歳入歳出予算の総額をそれぞれ32億101万1,000円とするもので、これを原案のとおり可決をしております。 また、歳出からご説明をいたします。 1款議会費は、議会運営及び議員研修に要する経費など253万1,000円計上するものでございます。 2款総務費は、職員の人件費、事務局の業務全般に要する経費などを8,553万円計上するものでございます。 3款衛生費は、町村のごみ収集運搬に要する経費、職員の給与費、施設保守整備及び管理運営経費などを10億4,119万8,000円計上するものでございます。 4款消防費は、職員給与費、火災予防、警防、救急業務に要する経費、施設保守整備に要する経費などを20億3,509万3,000円計上するものでございます。 5款災害復旧費は、整理科目でございます。 6款公債費は、長期債償還金及び一時借入金利子を2,665万7,000円計上するものでございます。 7款予備費は、1,000万円計上するものでございます。 次に、歳入について説明をいたします。 1款分担金及び負担金は、構成市町村からの負担金で30億7,176万6,000円計上するものでございます。 2款使用料及び手数料は、土地等使用料処理業許可手数料ごみ処理手数料し尿処理手数料危険物取扱許可手数料及び諸証明の手数料を5,097万9,000円計上するものでございます。 3款国庫支出金は、廃棄物処理施設モニタリング事業費補助金緊急消防援助隊設備整備費補助金を3,783万円を計上するものでございます。 4款県支出金は、岩手県消防航空隊人件費相当分を960万2,000円計上するものでございます。 5款財産収入は、前年と同額の計上でございます。 6款繰越金は、整理科目でございます。 7款諸収入は、預金利子、資源物売払代金などを3,047万2,000円計上するものでございます。 議案第2号 令和元年度宮古地区広域行政組合一般会計補正予算(第4号)につきましては、既定の歳入歳出予算の総額から、歳入歳出それぞれ5,004万9,000円を減額をし、歳入歳出の予算の総額を歳入歳出それぞれ31億2,047万5,000円としたもので、これを原案のとおり可決をいたしております。 それでは、歳出からご説明をいたします。 1款議会費、1項会議費は、議員研修の中止及び実績見込みによる減額でございます。 2款総務費、1項総務管理費は、実績見込み及び事業の確定による減額でございます。 3款衛生費、1項清掃費は、実績見込み及び事業の確定による減額でございます。 4款消防費、1項消防費は、実績見込み及び事業の確定による減額でございます。 次に、歳入についてご説明をいたします。 1款分担金及び負担金、1項負担金は、歳入のほかの科目、補正額及び歳出補正額に基づき、調整の上、減額するものでございます。 2款使用料及び手数料、1項使用料は収入見込みより増額をするものでございます。 3款国庫支出金、1項国庫補助金は、実績見込みより減額するものでございます。 4款県支出金、1項県負担金は、給与改定による県派遣職員人件費の増により増額するものでございます。 7款諸収入、2項雑入は、収入見込みにより増額するものでございます。 以上、歳入の説明でございます。 以上で報告を終わります。 ○議長(古舘章秀君) 次に、令和2年3月岩手県沿岸知的障害児施設組合議会定例会に係る議決事件の概要について、田中尚君に発言を許します。 田中尚君。     〔20番 田中 尚君登壇〕 ◆20番(田中尚君) 去る令和2年3月25日に招集されました岩手県沿岸知的障害児施設組合議会定例会において審議されました議案等につきまして、その概要をご報告申し上げます。 本定例会は、宮古市役所議場において午前10時に開会され、会期は1日限りでございました。 議案は3件で、お手元に配付しております概要報告書のとおりでございます。 議案第1号 令和2年度岩手県沿岸知的障害児施設組合一般会計予算につきましては、歳入歳出予算の総額をそれぞれ1億8,220万円と定めるものであり、対前年度比では320万円の減額とするもので、これを原案のとおり可決しております。 まず、歳出からご説明をいたします。 1款議会費は、議会運営に要する経費を計上するもので、対前年度比で1,000円の減額となります。これは会議録作成に係る委託料の減額によるものでございます。 2款総務費は、組合事務及び監査委員事務に要する経費を計上するもので、対前年度比で15万円の減額となります。これは需用費等の減額によるものでございます。 3款民生費は、職員の給与費、施設管理に要する経費及び扶助費等の児童支援に要する経費を計上するもので、対前年度比で305万円の減額となります。これは備品購入費等の減額によるものでございます。 4款積立金は、はまゆり学園財政調整基金積立金を計上するもので、対前年度比で1,000円の増額となります。これは利子積立金の増額によるものでございます。 5款公債費及び6款予備費は、前年度と同額の計上でございます。 次に、歳入についてご説明いたします。 1款分担金及び負担金は、組合構成市町村の分担金及び短期入所等に係る市町村負担金を計上するもので、対前年度比で122万2,000円の増額となります。 2款使用料及び手数料は、施設サービスを利用した際の利用者負担金及び食事、光熱水費を計上するもので、対前年度比で137万1,000円の増額となります。 3款県支出金は、障がい児施設給付費及び児童保護措置費を計上するもので、対前年度比で582万3,000円の減額となります。 4款財産収入は、高架線用地貸付料及び基金利子を計上するもので、対前年度比で9,000円の増額となります。 5款寄附金、6款繰入金及び7款繰越金は、整理科目でございます。 8款諸収入は、職員及び保育実習生に係る給食費等を計上するもので、対前年度比で2万1,000円の増額となります。 次に、議案第2号は、岩手県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び岩手県市町村総合事務組合規約の一部変更の協議の専決処分に関し承認を求めるもので、これを原案のとおり承認しております。 次に、議案第3号は、岩手県市町村総合事務組合の財産処分の協議の専決処分に関し承認を求めるもので、これを原案のとおり承認しております。 以上で報告を終わります。 ○議長(古舘章秀君) これで諸報告を終わります。----------------------------------- △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(古舘章秀君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、10番、伊藤清君、11番、佐々木重勝君を指名します。----------------------------------- △日程第2 会期の決定 △日程第3 会議期間の決定 ○議長(古舘章秀君) 日程第2、会期の決定、日程第3、会議期間の決定の2件を一括して議題とします。 本件については、議会運営委員会に諮問しておりますので、議会運営委員会委員長の報告を求めます。 橋本議会運営委員会委員長。     〔9番 橋本久夫君登壇〕 ◆9番(橋本久夫君) おはようございます。 議会運営委員会の報告を申し上げます。 本定例会の会期及び令和2年4月開会会議会議期間につきまして、本日午前9時20分から委員会を開催し、説明員として総務部長、総務課長の出席を求め、協議いたしました。 初めに、本定例会の会期でありますが、本日から令和3年4月23日までの361日間といたします。 次に、今開会会議に上程されます案件は、報告6件、補正予算1件、条例案1件及び人事案件1件の計9件であります。 よって、今開会会議会議期間は、本日1日限りとすべきものと決定したところであります。 以上のとおり協議しておりますので、日程どおり議事が進みますよう議員各位のご協力をお願い申し上げ、報告といたします。 ○議長(古舘章秀君) お諮りします。 議会運営委員会委員長の報告のとおり、今定例会の会期は本日から令和3年4月23日までの361日間とし、本開会会議会議期間は本日1日間としたいと思いますが、ご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古舘章秀君) 異議なしと認めます。 よって、会期及び会議期間議会運営委員会委員長の報告のとおり決定しました。----------------------------------- △日程第4 報告第1号 令和元年度宮古一般会計補正予算(第9号)の専決処分について △日程第5 報告第2号 宮古市市税条例の一部を改正する条例の専決処分について △日程第6 報告第3号 宮古市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の専決処分について
    △日程第7 報告第4号 公用車の事故に関する専決処分について ○議長(古舘章秀君) 日程第4、報告第1号 令和元年度宮古一般会計補正予算(第9号)の専決処分についてから日程第7、報告第4号 公用車の事故に関する専決処分についての4件は同じ総務部に関わる案件でございますので、一括報告とします。 内容の説明を求めます。 中嶋総務部長。     〔総務部長 中嶋 巧君登壇〕 ◎総務部長(中嶋巧君) 総務部が所管します専決処分4件につきまして、一括してご報告いたします。 報告1-1ページをお開き願います。 報告第1号 令和元年度宮古一般会計補正予算(第9号)の専決処分についてご報告いたします。 これは、令和元年度宮古一般会計補正予算(第9号)について、特別交付税等の決定に伴い、地方自治法第180条第1項の規定に基づき専決処分したことから、同条第2項の規定により議会へ報告するものでございます。 専決処分日は、令和2年3月31日でございます。 専決処分の内容についてご説明いたしますので、報告の1-3ページをお開き願います。 第1条は、歳入歳出予算の補正で、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ2,198万9,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ448億7,095万円としたものでございます。 第2条は、地方債の補正で、補助金の決定による財源補正に伴い、変更したものでございます。 最初に、歳出の内容についてご説明いたしますので、報告1-14、15ページをお開き願います。 2、歳出。 2款総務費、1項総務管理費、3目財政管理費497万8,000円の減額は、ふるさと寄附金の確定に伴い返礼品に係る報償費等を減額したものでございます。 5目財産管理費2,184万8,000円の減額は、ふるさと寄附金の確定に伴い、ふるさと寄附金のうち、震災復興及び津波遺構保存以外の活用テーマ分に係る市勢振興基金積立金を減額したもので、特定財源の寄附金も併せて減額したものでございます。 なお、今回の補正により市勢振興基金の令和元年度末の現在高は2億4,285万8,000円となります。 7項震災復興費、1目復興総務費1,466万4,000円は、ふるさと寄附金の確定に伴い、ふるさと寄附金のうち震災復興に係る東日本大震災復興基金積立金1,263万円及び津波遺構保存分に係る津波遺構保存積立金203万4,000円をそれぞれ増額するもので、特定財源の寄附金も併せて増額したものでございます。 なお、今回の補正により復興基金及び津波遺構保存基金の令和元年度末の現在高は、復興基金が28億2,567万1,000円、津波遺構保存基金が4,906万6,000円となります。 3款民生費、2項児童福祉費、1目児童福祉総務費326万9,000円の減額は、幼児教育・保育無償化事業に係る補助金の交付決定と併せて、実績に伴い委託料等減額したもので、特定財源として国庫補助を見込んでいた子ども・子育て支援事業費交付金が県補助となったことから、国庫支出金を1,700万円減額、県支出金を1,322万7,000円増額し、財源補正したものでございます。 2目児童措置費は、障害福祉サービス等災害臨時特例補助金の交付決定に伴い、財源補正したものでございます。 10款教育費、1項教育総務費、2目事務局費368万7,000円は、奨学資金貸付金の返済額及び定住化による減免額の確定に伴い、奨学基金積立金を265万2,000円増額するほか、市に寄せられた教育費寄附金の確定に伴い、教育振興基金積立金を103万5,000円増額するもので、特定財源として奨学資金貸付金収入129万4,000円、市勢振興基金37万8,000円及び教育費寄附金103万5,000円を併せて増額したものでございます。 なお、今回の補正により奨学基金及び教育振興基金の令和元年度末の現在高は、奨学基金が7,128万7,000円、教育振興基金が1,066万5,000円となります。 11款災害復旧費、5項その他公共施設・公用施設災害復旧費、3目観光施設災害復旧費1,024万5,000円の減額は、地域なりわい再生緊急対策交付金の交付決定と併せて、実績に伴い、工事費等を減額したもので、特定財源として県支出金を1,798万5,000円増額、地方債を2,680万円減額し、財源補正したものでございます。 次に、歳入の内容についてご説明いたしますので、報告1-6、7ページにお戻り願います。 なお、歳入については、歳出で説明いたしました特定財源を除き、一般財源についてのみご説明いたします。 1、歳入。 2款地方譲与税、1項地方揮発油譲与税795万5,000円の減額から報告1-10、11ページに移っていただき、12款交通安全対策特別交付金、1項交通安全対策特別交付金161万円の減額までは、交付額の決定に伴い補正したものでございます。 15款国庫支出金、2項国庫補助金から18款寄附金、1項寄附金、1目寄附金、2節教育費寄附金133万5,000円のうち103万5,000円までは、歳出の特定財源で説明いたしましたので、省略いたします。 2節教育費寄附金133万5,000円のうち30万円は、子供の読書活動支援に対し市に寄せられた寄附金を補正したものでございます。 報告1-12、13ページをお開き願います。 19款繰入金、1項基金繰入金、1目財政調整基金繰入金1億8,366万円の減額は、今回の補正により繰入れを減額したものでございます。 なお、今回の繰入れにより財政調整基金の令和元年度末の現在高は66億7,025万9,000円となります。 2目市勢振興基金繰入金から22款市債、1項市債までは、歳出の特定財源で説明いたしましたので、省略いたします。 以上が歳入でございます。 次に、報告1-5ページにお戻り願います。 第2表、地方債補正は、今回補正いたしました起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法を示しております。 以上が専決処分した補正の内容でございます。 報告1-1ページにお戻り願います。 令和2年4月28日提出、宮古市長、山本正徳。 以上、ご報告申し上げます。 次に、報告2-1ページをお開き願います。 報告第2号 宮古市市税条例の一部を改正する条例の専決処分についてご報告いたします。 本条例は、地方税法等の一部を改正する法律が本年3月31日に公布され、4月1日に施行されたことに伴い、宮古市市税条例の一部を改正する条例を地方自治法第180条第1項の規定に基づき専決処分したことから、同条第2項の規定により議会へ報告するものでございます。 専決処分した日は、令和2年3月31日でございます。 条例の主な改正内容についてご説明いたしますので、報告2-2ページをお開き願います。 第36条の3-2は、個人の市民税に係る給与所得者について、第36条の3-3は公的年金等受給者について、それぞれ単身児童扶養者に該当する場合は、扶養親族申告書にその旨の記載を不要とするものでございます。 報告2-3ページをお開き願います。 第48条及び第54条第2項は、地方税法等の改正により、引用している条文の項等について所要の整理をするものでございます。 第54条第4項は、固定資産の所有者の所在が震災等で不明である場合、その使用者を所有者とみなして課税する際は、あらかじめ使用者にその旨を通知することについて定めるものでございます。 報告2-4ページをお開き願います。 第5項は、調査を尽くしてもなお固定資産の所有者の所在が不明である場合、あらかじめその旨を通知した上で、使用者を所有者とみなして固定資産課税台帳に登録し、固定資産税を課することができるとするものでございます。 第6項から報告2-6ページに移っていただき、第61条の2までは地方税法の改正により引用している条文の項等について所要の整理をするものでございます。 第96条第2項及び第3項は、たばこ税の課税免除の適用に当たり、課税免除に該当することを証するに足りる書類の保存を前提に、申告者への当該書類の添付を不要とするものでございます。 第98条から報告2-8ページに移っていただき、第131条第6項までは、地方税法の改正により引用している条文の項について所要の整理をするものでございます。 附則の第8条は、肉用牛の売却による事業所得に係る個人市民税の課税の特例について、適用期限を令和6年度まで延長するものでございます。 第10条は、地方税法の改正により文言を整理するものでございます。 第10条の2は、改正前の第2項を削除することに伴い、第2項から報告2-9ページの第15項について、項の繰上げを行うものでございます。 第16項は、令和2年4月1日から令和5年3月31日までの間に、水防法の規定により指定された浸水被害軽減地区内にある土地に係る固定資産税の税率を3分の2と定めるものでございます。 第11条の2から報告2-12ページに移っていただき、第15条までは地方税法の改正に合わせて文言を整理するものでございます。 第17条の2は、優良住宅地の造成等のために土地等を譲渡した場合の長期譲渡所得に係る個人市民税の課税の特例について、適用期限を令和5年度まで延長するものでございます。 報告2-13ページをお開き願います。 附則の第1条は、本条例の施行日を令和2年4月1日とするものでございます。 第2条は、市民税に関する経過措置、第3条は、固定資産税に関する経過措置を定めております。 以上が専決処分した条例改正の主な内容でございます。 報告2-1ページにお戻り願います。 令和2年4月28日提出、宮古市長、山本正徳。 以上、ご報告申し上げます。 次に、報告3-1ページをお開き願います。 報告第3号 宮古市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の専決処分についてご報告いたします。 本条例は、地方税法等の一部を改正する法律が本年3月31日に公布され、4月1日から施行されたことに伴い、宮古市国民健康保険税条例の一部を改正する条例を地方自治法第180条第1項の規定に基づき専決処分したことから、同条第2項の規定により議会へ報告するものでございます。 専決処分した日は、令和2年3月31日でございます。 専決処分の主な改正内容についてご説明いたしますので、報告3-2ページをお開き願います。 第2条第2項は、国民健康保険税の基礎課税額の限度額を61万円から63万円に、第4項は、介護納付金課税額の限度額を16万円から17万円に引き上げるものでございます。 第26条は、軽減判定所得の見直しにより、第2号において5割軽減世帯では被保険者数に乗じる金額を28万円から28万5,000円に、第3号において2割軽減世帯では被保険者数に乗ずる金額を51万円から52万円に改めるものでございます。 報告3-3ページをお開き願います。 附則の第1項は、本条例の施行日を令和2年4月1日とするものでございます。 第2項は、改正規定の適用についての経過措置を定めております。 以上が専決処分した条例改正の主な内容でございます。 報告3-1ページにお戻り願います。 令和2年4月28日、宮古市長、山本正徳。 以上ご報告申し上げます。 次に、報告4-1ページをお開き願います。 公用車の事故に関する専決処分につきまして、読み上げてご報告いたします。 報告第4号 公用車の事故に関する専決処分について。 公用車の事故に関する損害賠償に関し、その損害賠償の額の決定及びこれに伴う和解について、地方自治法第180条第1項の規定に基づき、次のとおり専決処分したことから、同条第2項の規定により報告いたします。 1、専決処分した年月日、令和2年4月20日。 2、損害賠償の相手方、記載のとおりでございます。 3、損害賠償の額、4万5,694円。 4、和解の内容、(1)本件事故に関し宮古市は、損害賠償金として、相手方に対し上記金額を支払う。(2)上記金額のほか、宮古市及び相手方は、本件に関し、裁判上または裁判外において、一切の異議、請求の申立てをしないものとする。 5、損害賠償の原因、令和2年3月5日午後3時30分頃、宮古市川井第2地割地内、川井診療所職員駐車場内において、公用車を方向転換させようと後進した際、駐車していた相手方車両に接触し、当該車両の前部を損傷させたものである。 令和2年4月28日提出、宮古市長、山本正徳。 なお、宮古市が負担する損害賠償金につきましては、全国市有物件災害共済金の自動車損害共済から全額補填されるものでございます。公用車の運転につきましては、日頃から全職員対し、道路交通法規の遵守、安全運転の励行など周知を行ってきたところでございます。今回、このような事故を起こしてしまい、損害を受けられた方に対し改めて深くおわび申し上げます。大変申し訳ございませんでした。今後におきましては、なお一層職員への安全運転の注意喚起を徹底し、事故防止に努めてまいります。 以上、ご報告申し上げます。 ○議長(古舘章秀君) 説明が終わりました。 本4件については、議会が委任している事項でございますが、何かございますか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古舘章秀君) なければ、本件はこれで終わります。----------------------------------- △資料 △資料 △資料 △資料 △日程第8 報告第5号 田老総合事務所庁舎移転新築(建築)工事の請負契約の契約金額の変更に係る専決処分について ○議長(古舘章秀君) 日程第8、報告第5号 田老総合事務所庁舎移転新築(建築)工事の請負契約の契約金額の変更に係る専決処分についてを議題とします。 内容の説明を求めます。 菊池企画部長。     〔企画部長 菊池 廣君登壇〕 ◎企画部長(菊池廣君) 報告5-1ページをお開き願います。 報告第5号 田老総合事務所庁舎移転新築(建築)工事の請負契約の契約金額の変更に係る専決処分についてご説明いたします。 これは、平成31年2月27日に議会の議決、さらに令和元年12月20日に変更議決を経た田老総合事務所庁舎移転新築(建築)工事の請負契約に関し、その契約金額の変更について、地方自治法第180条第1項の規定に基づき、次のとおり専決処分したことから、同条第2項の規定により議会へ報告するものでございます。 専決処分した年月日、令和2年4月15日でございます。 変更前の契約金額2億2,588万600円。変更後の契約金額2億3,559万6,900円。これは971万6,300円の増額となります。 次に、変更の概要についてご説明いたしますので、裏面の報告5-2ページをお開き願います。 工事名、工事場所、工期、請負者に変更はございません。 変更内容は、ユニット工において、事務所前サイン看板を追加したことにより57万8,698円の増額、施設文字を追加したことにより6万2,039円の増額となります。外構、駐車場整備において現場精査により隣地境界フェンスの高さを変更したことから184万7,162円の増額、境界に擁壁を設置するため既存擁壁の撤去が必要となったことから151万223円の増額となります。そのほか、現場精査により308万2,122円の増額となります。諸経費につきましては175万2,756円の増額となります。 以上、これらの工事費の変更の合計は883万3,000円の増額となります。消費税につきましては88万3,300円の増額となります。合計は971万6,300円の増額です。 以上が本件に係る変更の主な内容でございます。 報告5-1ページにお戻りください。 令和2年4月28日提出、宮古市長、山本正徳。 以上、ご報告いたします。 ○議長(古舘章秀君) 説明が終わりました。 本件については、議会が委任している事項でございますが、何かございますか。 田中尚君。 ◆20番(田中尚君) 議長がおっしゃったように、議会が委任した事項に係る報告をいただいたわけでありますが、ちょっと内容がよく分からないので、あえて質問させていただきます。 2点ほどございます。1つは、フェンス、高さを50cmほど上げるということに伴います既存壁の撤去、それから、言わばかさ上げ費用ということでありますが、参考までに伺います、これは。フェンス、変更前の1.5mの高さ、この事業費は幾らになっていましたか。 ○議長(古舘章秀君) 齊藤田老総合事務所長。 ◎田老総合事務所長(齊藤清志君) お答えいたします。 変更前のフェンスの費用につきましては72万4,631円でございます。 ○議長(古舘章秀君) 田中尚君。 ◆20番(田中尚君) 以前の高さが1.5m、今回のかさ上げが50cmということで、以前の事業費が72万4,600円。この高さは1.5m、今回は50cmかさ上げをする。ほぼ倍ということになりますか。つまり、184万7,000円の変更金額になりますので、50cmのかさ上げに伴う実質的な事業費は184万7,000円から72万4,000円を引いた110万円ほどの事業費になると、そうすると、以前の事業費の3分の1の工事費よりも高いというふうに私は思うんですが、その辺はどのように思っておりますか。 ○議長(古舘章秀君) 齊藤田老総合事務所長。 ◎田老総合事務所長(齊藤清志君) 変更前の1,500という高さのフェンスでございますが、隣地の方々からこの高さではちょっと低いと。あとは音が聞こえてくるとか、明かりが漏れてくるとか、そういったご要望を受けまして、これを変更したものでございます。 ○議長(古舘章秀君) 田中尚君。 ◆20番(田中尚君) 残念ながら、私の質問を理解していないと思います。私の質問は、既存の変更前のそのフェンスの高さ、この事業費から比べて、今回50cmかさ上げする事業費が高過ぎるんではないですかということを聞いております。もう一度お答えできましたら。 ○議長(古舘章秀君) 齊藤田老総合事務所長。 ◎田老総合事務所長(齊藤清志君) 大変失礼いたしました。 こちらの50cmを上げた分につきましては、見積りによりまして、この金額が出てきたということでございます。 ○議長(古舘章秀君) 田中尚君。 ◆20番(田中尚君) これは、業者のほうは、要するに、ちょっと業者の方には大変失礼な表現になるかと思うんですが、利益最優先でありますから、問題は公共事業でありますよ。なおかつ、田老総合事務所という環境に伴う工事費が適正かどうかという点では、私はあえてそういう意味で今、説明をいただきまして、簡単です、私の問題意識は。従前のフェンスの高さが1.5mで72万4,000円だった、これ3分の1でありますと、50cm当たりの事業費は二十数万ですよ。それが今回の増額分が、はるかにそれを超えている、そういう事業は何なのだと。つまり、フェンスのそのままの仕様を、当初の分も全部ひっくり返して、とてもとてもグレードの高いフェンスに変えて、なおかつ住民の皆さんの要望に応えるための2mの高さのフェンスにするには、以前のフェンスではとても耐え切れないとか、そういう答弁がなかったら、駄目なんですよ。そういう意味で、答えできますか。ちょっと私は、大変だなという思いもしながら聞いているんですよ。だって、業者の見積りでこうなりましたという答弁ですもの。それはないだろうということは指摘をしておきたいと思います。 なおかつ、問題は次です。その他の現場精査、これはあらあらで308万2,000円ほどかかっていますが、この現場精査の中身は何ですか。人件費ですか。よく分からないので、ご説明いただきます。308万2,000円。 ○議長(古舘章秀君) 齊藤田老総合事務所長。 ◎田老総合事務所長(齊藤清志君) お答えいたします。 現場精査308万2,122円の内訳でございますが、躯体工事などの実績数量による増額が130万9,374円でございます。内装工事の仕様の変更や実績数量による増額が78万2,393円でございます。 最後に、外構の仕上げについて実績数量による増額といたしまして、99万355円でございます。 ○議長(古舘章秀君) 田中尚君。 ◆20番(田中尚君) これは専決処分事項でありますので、ちょっとなかなか議論してもむなしい部分はあるんですが、しかしあえて注意をさせていただきたいと思うんですが、今説明いただいた中身というのは、本来のその実施設計に基づく事業費から見たときに、事実上、修正の事業費になっているわけですよ。それを現場成否という形で、やっぱりこういう形でやるやり方というものは、私はいかがなものかなと思いますが、市長はどのようにお考えですか。 ○議長(古舘章秀君) 山本市長。 ◎市長(山本正徳君) 最初に答えられなかったのは本当に申し訳ないというふうに思います。田中議員がおっしゃるように、仕様が、周りの人の遮蔽の仕方とか何かが、我々が設計したものとはちょっと違ったものを要求されたというふうに思っていますが、詳しいことについては、後で説明させるようにさせたいというふうに思います。 また、工事は、なかなか設計したとおりに完璧にいかないのが今までの工事の例でありますので、若干のそういう数量の差とかというのは出てくると思っておりますので、その点はご理解をいただきたいというふうに思っております。 ○議長(古舘章秀君) 田中尚君。 ◆20番(田中尚君) 私の理解は若干じゃないから聞いているんです。 それで、なおかつ、この現場精査という部分で出た部分、お話の部分ですけれども、先ほど発言した内容でありますが、加えて、諸経費ということで出ていくわけですよね。そういった部分からすると、やはりこの形の中身については、ちょっと苦情を言わざるを得ないということでとどめさせていただきます。 ○議長(古舘章秀君) そのほかございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古舘章秀君) なければ、本件はこれで終わります。----------------------------------- △日程第9 報告第6号 日出島地区養殖場災害復旧(元災暫第1号)工事の請負契約の契約金額の変更に係る専決処分について ○議長(古舘章秀君) 日程第9、報告第6号 日出島地区養殖場災害復旧(元災暫第1号)工事の請負契約の契約金額の変更に係る専決処分についてを議題とします。 内容の説明を求めます。 伊藤産業振興部長。     〔産業振興部長 伊藤重行君登壇〕 ◎産業振興部長(伊藤重行君) 報告6-1ページをご覧願います。 報告第6号 日出島地区養殖場災害復旧(元災暫第1号)工事の請負契約の契約金額の変更に係る専決処分についてご報告いたします。 これは、令和2年3月19日に議会の議決を経た日出島地区養殖場災害復旧(元災暫第1号)工事の請負契約に関し、その契約金額の変更について、地方自治法第180条第1項の規定に基づき、専決処分したことから、同条第2項の規定により議会へ報告をするものでございます。 専決処分した年月日は、令和2年3月31日です。 変更前の契約金額は1億8,766万円。変更後の契約金額は1億8,974万8,900円。これは208万8,900円の増額となります。 次に、変更の概要につきましてご説明いたしますので、裏面の6-2ページをお開き願います。 工事名、工事場所、工期、請負者の変更はございません。 変更内容は、工事請負契約締結後における単価適用年月変更の運用基準に基づき、設計単価を令和2年1月適用のものから、令和2年3月適用のものに変更したものでございます。 次に、変更の内訳につきましてご説明いたします。 対象となる労務の数量は、普通作業員等が1,540.946人です。これにより対象の労務の価格は変更前が4,219万2,002円、変更後が4,348万1,300円となり、128万9,298円の増額となります。対象の労務以外の価格には変更はございません。諸経費につきましては、60万9,702円の増額となります。 以上、これらの工事費の変更額の合計は189万9,000円の増額となります。消費税につきましては18万9,900円の増額となります。 以上、工事費及び消費税の変更額の合計は208万8,900円の増額です。 以上が本件に関わる変更の主な内容でございます。 令和2年4月28日提出、宮古市長、山本正徳。 以上、ご報告申し上げますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(古舘章秀君) 説明が終わりました。 本件については、議会が委任している事項でございますが、何かございますか。 落合久三君。 ◆16番(落合久三君) 一つだけ、より中身をちゃんと理解するという意味で、この6-2ページのほうの変更理由が設計単価の運用基準が変更になったと。それで、ここの説明では、1月適用のものから3月適用のものに変更したと。そこで質問ですが、この設計単価の変更というのは、この文面から言いますと、2か月の間にもう変わったことになるんですが、この設計単価の変更というのは、誰がどういう基準でどういうふうにして変わるのか、ちょっとこの仕組みが分からないので、まずそこをちょっと教えてください。 ○議長(古舘章秀君) 佐々木水産課長。 ◎水産課長(佐々木勝利君) 設計単価の変更につきましては、岩手県から運用基準等を示されておりますので、岩手県から変更があった場合は、通知がございます。この単価の変更につきましては、調査は一般財団法人経済調査会及び一般財団法人建設物価調査会が調査したものが公表されて、それが岩手県を通じて通知されるものございます。 ○議長(古舘章秀君) 落合久三君。 ◆16番(落合久三君) この変更額の内訳、対象の労務の価格変更があって、対象の労務以外の価格のほうはゼロになっているんですが、もう一つ、この労務単価の変更に1月のもの、3月のもの、具体的にはどういうふうに変更になったか分かりますか。 ○議長(古舘章秀君) 佐々木水産課長。 ◎水産課長(佐々木勝利君) 今回につきましては、労務の単価ということで、人件費部分が変更になってございまして、普通作業員とそれぞれ種類があるんですけれども、そこの人件費部分が増額になったというものでございます。 ○議長(古舘章秀君) 落合久三君。 ◆16番(落合久三君) もうちょっと数字で教えてください。 ○議長(古舘章秀君) 佐々木水産課長。 ◎水産課長(佐々木勝利君) 例えばでございますけれども、普通作業員が1月適用で1万8,900円、3月単価が1万9,300円というように、それぞれの項目ごとに単価が変わってございます。 ○議長(古舘章秀君) ほかにございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古舘章秀君) なければ、本件はこれで終わります。 ここで、山本市長から今開会会議の議案に関し発言の申出がありますので、これを許します。 山本市長。     〔市長 山本正徳君登壇〕 ◎市長(山本正徳君) 議長より発言のお許しをいただきました。 新型コロナウイルス感染症への対策における私の基本的な姿勢について述べさせていただきたいと思います。 全国的に新型コロナウイルス感染症の感染者が増加する中、国におきましては4月16日に緊急事態宣言の対象区域を全都道府県に拡大したところであります。 宮古市におきましては、最大限の危機意識を持って、全庁を挙げて、あらゆる対策に取り組むため、2月28日に宮古市新型コロナウイルス感染症対策本部を立ち上げ、感染症予防及び拡大防止の取組を進めてきたところであります。 感染防止のための行動自粛に伴いまして、市民生活、市内事業者の経済活動に大きな影響が出てきております。この状況に対処するため、4月1日に宮古市新型コロナウイルス感染症暮らし・経済対策本部を設置し、市民生活の安定と市内事業者の経済対策を講じるための取組を進めてきたところであります。 誰一人取り残さない、この思いで、本日、宮古市独自の感染症対策、暮らしと経済対策のための補正予算を提案させていただきました。加えて、国及び県の支援策につきましても、速やかに実行するため併せて提案をさせていただきました。宮古市民、「ONE TEAM」、一致団結して、新型コロナウイルス感染症からの危機を乗り越えてまいりましょう。議員各位のご理解とご協力をお願いをいたします。----------------------------------- △日程第10 議案第1号 令和2年度宮古一般会計補正予算(第2号) ○議長(古舘章秀君) 日程第10、議案第1号 令和2年度宮古一般会計補正予算(第2号)を議題とします。 提案理由の説明を求めます。 中嶋総務部長。     〔総務部長 中嶋 巧君登壇〕 ◎総務部長(中嶋巧君) 議案第1集、1-1ページをお開き願います。 議案第1号 令和2年度宮古一般会計補正予算(第2号)についてご説明いたします。 第1条は歳入歳出予算の補正で、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ61億2,441万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ411億4,751万円とするものでございます。 第2条は、地方債の補正で、休日急患診療所の医療機器整備に伴い補正するものでございます。 令和2年4月28日提出、宮古市長、山本正徳。 今回の補正は、新型コロナウイルス感染予防拡大防止対策のほか、市の独自施策として実施する暮らし・経済対策に要する費用と、国・県の施策として実施する事業に要する費用を計上するものでございます。 初めに、歳出からご説明いたしますので、1-6、7ページをお開き願います。 2、歳出。 2款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費1,605万3,000円は、新型コロナウイルスの影響により離職した方を会計年度任用職員として雇用する費用1,800万円を増額するほか、条例の改正に伴い、市長、副市長の人件費194万7,000円を減額するものでございます。 5目財産管理費230万円は、庁舎及び総合事務所等の窓口の飛沫感染防止対策用の遮蔽板を作成する費用を計上するものでございます。 15目特別定額給付金給付費51億6,500万円は、特別定額給付金の給付費を計上するもので、特定財源として全額国庫支出金を充当するものでございます。 3款民生費、2項児童福祉費、2目児童措置費7,700万円は、児童扶養手当受給対象者への特別給付金の給付費を1,210万円及び子育て世帯への臨時特別給付金の給付費を6,490万円をそれぞれ計上するもので、特定財源として国庫支出金6,490万円を充当するものでございます。 4款衛生費、1項保健衛生費、2目予防費5,070万円は、保育所等への配布するマスク、手指消毒液等の感染予防対策物品の購入費を計上するもので、特定財源として国庫支出金1,550万円を充当するものでございます。 5目診療所費2,500万円は、発熱外来を休日急患診療所に設置するための費用を計上するもので、特定財源として地方債750万円を充当するものでございます。 1-8、9ページをお開き願います。 7款商工費、1項商工費、2目商工振興費7億8,875万円は、売上げが減少した中小事業者等を支援するための費用を計上するもので、特定財源として県支出金1億5,412万5,000円を充当するものでございます。 10款教育費、1項教育総務費、2目事務局費39万3,000円の減額は、条例改正に伴い、教育長の人件費を減額するものでございます。 以上が歳出でございます。 次に、歳入をご説明いたしますので、1-4、5ページにお戻り願います。 なお、歳入については、歳出で説明いたしました特定財源を除き、一般財源についてのみご説明いたします。 1、歳入。 15款国庫支出金、2項国庫補助金から16款県支出金、2項県補助金までは、歳出の特定財源で説明いたしましたので、省略いたします。 19款繰入金、1項基金繰入金、1目財政調整基金繰入金7億1,738万5,000円は、今回の補正予算に要する一般財源を計上するものでございます。 22款市債、1項市債は、歳出の特定財源で説明いたしましたので、省略いたします。 以上が歳入でございます。 次に、1-3ページをお開き願います。 第2表、地方債補正は、今回補正をいたします起債の目的、限度額、記載の方法、利率及び償還の方法を示しております。 以上が補正予算の内容でございます。よろしくご審議くださいますようお願いいたします。 ○議長(古舘章秀君) 伊藤産業振興部長。     〔産業振興部長 伊藤重行君登壇〕 ◎産業振興部長(伊藤重行君) ただいまの補正予算につきまして、追加で説明をさせていただきます。 議案第1集、1-8、1-9ページをお開き願います。 7款商工費、1項商工費、2目商工振興費、18節負担金、補助及び交付金の、地域企業経営継続支援事業補助金2億2,500万円のところでございます。この部分、予算額の変更はございませんが、先日の議員全員協議会の中で説明した、これは県の施策分の事業継続、家賃補助の部分でございますが、補助内容の変更について提案、説明させていただきます。 昨日の説明ですと、補助率を家賃の2分の1、これは県が4分の1、市も4分の1というふうに資料で説明いたしましたけれども、これを家賃の4分の3、県の負担は変わらず4分の1、市の負担を4分の1から4分の2、合わせて4分の3を補助すると。それで、補助の上限を一月当たり昨日10万円と説明いたしましたが、15万円になります。そうしますと、1事業者当たり、県と市合わせて最大45万円というふうに変更して提案をさせていただきたいと思います。よろしくご審議のほどお願いいたします。 △資料 △資料 △資料 ○議長(古舘章秀君) 説明が終わりました。 お諮りします。 議案第1号は、会議規則第35条第3項の規定により、委員会に付託しないこととしますが、ご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古舘章秀君) 異議なしと認めます。 よって、議案第1号は本会議で審議します。 これより議案第1号に対する質疑を行います。 田中尚君。 ◆20番(田中尚君) ページ数でいきますと1-6ページ、3款民生費、2項児童福祉費、2目児童措置費、これに関わる問題として、ちょっと全協で時間が足りなかったので、あえて触れなかったんですが、学童保育所の問題をちょっと質問させていただきたいと思うんですが、3つの密を避けようということで、学校のほうはそういうことで休校なんですが、保育所、それから学童保育所等につきましては、毎日こう開いていて、お話を聞きますと、今年から4年生以上、学童保育ですよ。学童保育所の場合には、4年生以上の場合にはできるだけ家庭で過ごすようにというふうなことの通達が入っていると聞いております。それでもなおかつ、非常に密な状態だという状態になっていると聞いておりますが、まずその辺の認識はどのように受け止めておられるのか。3つの密を避けようとなっているときに、唯一例外が、この保育所と学童保育所ではないかという思いがありますので、その辺についての考え方をあえて伺わせていただきます。 ○議長(古舘章秀君) 岡崎こども課長。 ◎こども課長(岡崎薫君) お答えします。 議員がご存じのとおり、今回の学校の休校を受けて、学童の利用が増えるだろうと考えております。ただ、3密を防ぐためということで、4年生以上の方はできるだけ自粛していただきたい、それで3年生から1年生のお子さんも可能であれば家で過ごしていただきたい、ただし、どうしても保育が必要なお子さんに関しては見ますよということでご案内を差し上げております。それで、学校休校期間における学童の実際に開く時期なんですけれども、4月30日、5月1日、あと5月2日の土曜日が該当してきます。それで、その日に関しては、事前に申込みをしていただいて、多いところに関しては学校さんの協力をいただいて、体育館の開放であるとか、教室を使うという形を取らせていただくということで、教育委員会のほうとお話がついております。それで、その結果をもって学校に依頼して、できるだけ広い空間で過ごしていただくということで考えております。 ○議長(古舘章秀君) 田中尚君。 ◆20番(田中尚君) 今のお答えを伺いまして、今、ある意味安心しているわけなんですけれども、なかなか父母の皆さん方の受け止めは、例えば今お話の出ました学校の解放の問題でもなかなかいい返事がもらえないとか、様々なお話が出ているようでありますので、今の課長のお答えはそうなるものと思いまして受け止めているわけでありますが、もう一つは運営上の問題で、現在、学童保育所はシルバーが受け止めている部分もありますし、様々な団体が言わば宮古市からの委託事業としてやっていると、つまり運営に当たっていると聞いておりますが、ざらっとどんな状況ですかね。学童保育所、田老、それから磯鶏それぞれあるわけですけれどもね。おおよそシルバーさん以外では、既存の言わば社会福祉法人、児童福祉法人ですか、そういうところが委託事業として管理に当たっている。私の理解ではほとんどシルバーかなと思ったんですが、そうでもないようなお話もされておりますので、まず実情を正確に知る上で、委託事業者は何社ですか、何社という言い方は変ですけれども、何団体ですか。 ○議長(古舘章秀君) 岡崎こども課長。 ◎こども課長(岡崎薫君) お答えします。 まず、シルバー人材センターが一番多いです。あとは、慈愛会という赤前保育園等を経営している社会福祉法人のところと、あといきいきワーキングセンター、あとは社会福祉協議会さんに委託をお願いしております。 ○議長(古舘章秀君) 田中尚君。 ◆20番(田中尚君) そこで伺うわけでありますけれども、その委託事業でありますから、当然その仕様書があっての委託ということで、これは実際に現場に行って指導なされている方の感想を紹介しますけれども、あるところの学童の保育では、しっかりとその指導者に対するマニュアルの言わば学習といいますか、説明があったけれども、違うところに来たら全くそれがなくなっているというお話も聞いておりますので、そこはやっぱり学童が利用する施設によって、市のサービスから外れることがないように、なおかつ学童保育でありますので、あまりがちがちと規則、規則で当てはめるようなそういうことのないように、子供が生き生きと伸び伸びと、やっぱり安心して時間を過ごせるような形にしてほしいということだけ申し上げて終わります。 ○議長(古舘章秀君) 岡崎こども課長。 ◎こども課長(岡崎薫君) ご提言ありがとうございます。徹底させたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(古舘章秀君) 松本尚美君。 ◆17番(松本尚美君) 私からは、1-6、1-7の4款衛生費、1項保健衛生費、2目予防費、10節、11節、これはマスクに関わるということで、昨日も説明を受けてちょっとやり取りをさせていただきました。ちょっと確認なんですけれども、県のホームページをちょっと確認したんですけれども、県でもこのマスクの確保というのを今進めているというふうに聞いていますね。ここはまだちょっと県に確認してないんですけれども、県はどの範囲までマスクを確保して支給するのか、配布するのかという部分ですね。それで、それぞれ市町村が、宮古市の場合ですと、まずは中学生以外を対象にすると、施設とか何かというのはまたちょっと別にしてですね。中学生以外、小学生を中心にやると、保育所とかがありますけども、幼稚園とかね。それで、県は、今、マスクの確保というのは、担当の方は、いわゆる高校生までなのか、高校生なのかです。養護等々、学校等も含むということなんですけども、どこまで支給される範囲を確認できていますか。 ○議長(古舘章秀君) 伊藤保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(伊藤貢君) お答えいたします。 県の部分でどこまで配布するかということは、まだそこまで詳しくは出ておりませんので、承知してございません。それから、中学生の部分も現在、宮古市といたしましても、マスクのほうの確保に努めてございます。あらゆる方法を使いまして、手段を使いまして、マスクを購入できる道筋をつけようと思っておりますので、そして中学生の方にも将来的には、確保できた際は配布したいというふうに考えてございます。 ○議長(古舘章秀君) 松本尚美君。 ◆17番(松本尚美君) 意外ですね。私、個人的に県に問い合わせして確認はしていないというのは、それはそれで私も反省すべきかな、もうちょっとチェックすべきかなと思ったんですけれども。やはり、岩手県全体として児童・生徒、要するに子供たち、大学生はまた別かもしれませんけれども、高校生まで教育委員会が、県が普通ですと、イメージとすればですよ、今まで高校生が対象と。それで、市町村は、小・中学生というイメージなんですね。それで、それを確認していないということになれば、今、課長がおっしゃった中学生という部分もあるんですけれども、ラップするところ、県も小学生を含めて宮古市が対象としている範囲、どこまで考えているのか、そこのラップする部分が出てくるんじゃないですかね。これは情報収集、これは早く県に問合せていただいて、要するに市長も先ほど言いましたね。「誰一人取り残さない。対応してくんだ」という意味からは、やはり市町村が対応する独自の部分がありながら、または県も、県で県全体を網羅して考えているんじゃないかなというふうに私は理解するんですけれども、そこの情報共有を含めてないというのはちょっと意外だなと思っているんですが、市長どうなんですか。ここは、副市長でもいいですね。 ○議長(古舘章秀君) 山本市長。 ◎市長(山本正徳君) 本当に、きちっと確認する必要があるというのは、松本議員がおっしゃるとおりでありますが、県としても、なかなか決まっている部分も少ないのかなというふうに思っています。それで、具体的な向こうから情報が来ないのであれば、こっちがやっぱり取りに行くべきだというふうに思っておりますので、それは早急に確認してみたいというふうに思います。いずれにせよ、この時期やはりマスクが足りないと、あるいは本当に少なくてどこが一番弱者なのかというところを見極めながら、弱者から配布ができるような形を努力してまいりたいというふうに思っております。 ○議長(古舘章秀君) 松本尚美君。 ◆17番(松本尚美君) ぜひこれは県と情報共有しながら、限りなく優先、いきなり全部それ調達できないということも理解できます。そうすると、昨日もありましたけれども、子供用が少なければ、これは全体的な中でもやっぱり縫製会社に依頼して、効果、機能は若干落ちるかもしれませんけれども、調達をしていくということですよね。ですから、中学生が昨日、当初はなかったということだったんですが、昨日の市長の答えでもありましたけれども、鋭意早く確保していきたいということですから、やっぱりそこはしっかりやらないと。今日この予算を通って、そして市は実行していく、準備はしていると思うんですけれども、県もまたやっていく、そこに隙間ができると、やはり問題かなというふうに思いますから、ぜひ早急に対応していただきたい。そこはちょっと確認の意味でお尋ねをいたしましたけれども。 それから、1-8、1-9、7款商工費の1項商工費、2目の商工振興費ですね。それで18節の、伊藤部長からは補足的に変更も含めて支援策の部分、県との連携の部分についてありました。それで、まず、それもちょっと確認をしたい部分もあるんですけれども、宮古市独自の部分、事業継続給付金、短期的なということで説明を受けて、昨日も伺ったんですが、すみません、私が100%近く理解していない部分もあるので、再確認をしたいです。 それで、この事業継続給付金について、20万円、2,000社、5月1日から受付開始、そして条件、売上げが減少した部分については、何%かは問わないと。要は、売上げが減っていれば、1円でも減っていればいいという理解なんですか、これは間違いないですか。 ○議長(古舘章秀君) 岩間産業支援センター所長。 ◎産業支援センター所長(岩間健君) お答えいたします。 昨日ご説明したとおりでございます。新型コロナウイルス感染症の影響により、事業に影響を来し、昨年同時期と収入、売上げを比較して減少している事業者さんに対しては、給付をしようとするものでございます。 ○議長(古舘章秀君) 松本尚美君。 ◆17番(松本尚美君) そうなれば売上減少というのは、コロナの影響かどうかというのは非常に見極めといいますか、証明が難しい業種もあるんですね。ただ、今現状で、用意ドンといいますかね、いち早く影響を受けている、この自粛要請で、自粛要請というのは外出とか不要不急のということで、休業要請はしてないんですけれども、自主的にやらざるを得ない状況になっていると。当然、市長が後で特別報酬の減額というか、給与ですか、市長給与の部分もありますけども、絡んでリンクして話になっていますけれども、やっぱり痛みを伴っているということですね。この痛みというのは非常に、じゃ、業種によって違いがあるんだろうと思うんですね。即、今厳しいという状況になっている業種、それからじわじわ、もしくは間接的に取引関係とか、そういった部分で、納品関係とかの部分で減っている業種もある。当然そこまで今、頭には当然あるとは思うんですけれども、私は1円とか単位では、なかなかこれは厳しいんじゃないかな、どう判断するのか。それで、サービス業、飲食業、宿泊業とか観光関連というのは主な業種として挙げられていますね。じゃ、その業種の中でも、頑張ってですよ、頑張ってデリバリー含めて、またほかの対応で頑張って収益を上げている。売上げが減らない。これ当然出てきますよね。可能性としては私はあるんじゃないのかなというふうに思うんですね。 また、そのコロナの直接的に影響を受けているのが非常に難しい業種とすれば、さっきも言ったように、ちょっと関連する業種、これは例えばサービス飲食業、そういった部分に直接絡まない部分もあり得るのかなと思うんですね。要するに経済が厳しくなってくれば、当然、支出する部分が厳しくなる。当然それによって売上げが落ちていく。これは、見え掛かりとすれば、その会社の営業努力に関わって、増減するという部分があるんだと思うんですね。だから、今回この給付金については業種を限定するのかどうか、そこをちょっと確認したいです。 ○議長(古舘章秀君) 岩間産業支援センター所長。 ◎産業支援センター所長(岩間健君) お答えいたします。 松本議員がおっしゃられるとおり、この業種が特にひどいとか、この業種は大丈夫だと、一様に私どもも申し上げることはできないくらい窓口業務では多種多様な相談が寄せられております。私どもが常に心がけているのは、どのような状況ですかということで、先週金曜日までの相談に来られた方130社ございますけれども、やはりそれぞれ原因がここにあるという分析をし、私どものほうに腹を割ってお話ししていただいています。そんな中で、業種を絞っていくことがいいことか、そうではなくていろいろなサプライチェーンといいますか、首都圏との取引があり、海外とも取引があり、また地域または県内ともある、そのようなつながりの中で、やはりその収入減少の時期はずれることがあろうにしても、やっぱりそれぞれが大変だということを私ども窓口で感じ取りました。それで、業種については可能な限り広げる、ただし、新型コロナウイルス感染症の影響というものについてきちっと窓口でお聞きしながら、適用について対応して、給付金の対象者としてご支援してまいりたいと考えております。 ○議長(古舘章秀君) 松本尚美君。 ◆17番(松本尚美君) 対応次第では、ちょっと判断が厳しいところが出てくるのかなという思いで今確認をさせていただきました。 それで、この持続給付金に関しましては宮古市の独自だということで、大変評価はしているんですけれども、じゃ、一体どこの範囲か、この時期によってもどんどん拡大してくる可能性がありますね。そのときに、じゃ、どういうコロナと、直接、間接というか、間接の間接もあり得る、じゃ、どこで線を引くかというのは、私はちょっと大変な時期がもしなければいいのですけれどもね、来る可能性もあるのかな。この予算ではとてもじゃないけれども間に合わないということになりかねるのかなと。とすれば、今、休業要請をして協力金とか、そういう意味では業種をある程度絞って、それでも対象となる、ならないと、これは差が出てきている。それで、不公平感もあると。あとは事業者の規模によって、とてもその額では要請に応じられないとか、様々ありますね。ただ、岩手県、宮古市含めてですけれども、感染報告がないために、自主的に今、休業している方がいらっしゃいますね。ですから、そういった休業要請がないにもかかわらず、自主的に休業している方々はもっと落ち込みが大きいんだろうと思うんですね。だから、この協力要請をするかしないかというのは、県が判断するのかどうかというのもあるんですけれども、ここもちょっと確認をしたいんです。そのほうがはっきり分かるということです。ここはどうなんですか、これからの推移によるものも大きいとは思うんですけれども、この休業要請というのは、宮古市が独自で判断するものなんですか。県に準じて対応するものなんでしょうか。ルール的に。 ○議長(古舘章秀君) 山本市長。 ◎市長(山本正徳君) 今、松本議員がいろいろお話をしています。このくらいいろいろなんです。多種多様なんです。だけれども、今我々がここで業種を絞ったり、それから、その10%ならよくて5%なら駄目だとか、そういう話で、5%でも経営に非常に重くのしかかるところ、30%、50%いってもあまり影響しないところたくさんあります。でも、ここで一番必要なのは、間口を広げて、そして、宮古市で事業をやっている方々に、まずは当面の手当てをしようというのが、今回の狙いであります。それで、同時に、やはり固定したものとして家賃があります。この家賃の部分もしっかり補填してあげようと、この2点であります。そういうところをしっかりして、次の段階に行って、やはり休業要請とか、いろんなのがなってくれば、これは国とか県、我々が簡単に休みなさいというのはなかなか言えないと思うので、そこの部分を市が単独で休みなさいというのはなかなか難しいというふうに思っているので、これは国・県とで連携しながらやっていかなきゃならないときが来るかもしれませんが、できるだけ来てほしくはないんですが、いずれにせよ、今の段階では広く、そして当面のある程度の負担を、減らすということをまず第一に考えたいと。第二、第三は、そのときの状況によるので、今から3か月先は、6か月先は、このようなんじゃないかなというのは全く見通せないので、その時点時点で対応していかなきゃならないというふうに思いますので、ご理解のほどお願いしたいというふうに思います。 ○議長(古舘章秀君) 松本尚美君。 ◆17番(松本尚美君) 否定していないんです。評価している前提で、確認はしているんですね。それで、確認したいのは、最後ちょっと言ったんですけれども、この休業要請というのは県に準ずる、県が判断することなのでしょうかという確認です。 ○議長(古舘章秀君) 山本市長。 ◎市長(山本正徳君) 国だ、県だということでは今ないと思います。実際は本当は、国が一番やればいいんですが、なかなかそこまでいかないので、その権限を知事のほうに今移しているような状況にありますが、じゃ、県がそれなりに休めと言ったときに保証できるかどうかです。そういう問題も出てくるので、今の時点では、岩手県に関しては、自粛の要請をしていくというような段階にあろうというふうには思っております。 ○議長(古舘章秀君) 松本尚美君。
    ◆17番(松本尚美君) なかなか厳しいなという状況、県は協力金は10万というのは決めて、これは休業要請を前提にした対応だというふうに思います。まだ要請はしてないようですけれども。今後どうなるかというのは本当に厳しい状況かなというふうには思います。 それで、これにちょっと市長も関連してお話しになりましたけれども、家賃の部分ですね。この家賃の部分の補助率を上げるというのは理解しました。それで、今日の新聞なんかを見ますと、久慈市は50%、県と連携する分ではやはり救われないといいますか、50%未満、15%という数字も出ていますけれども、そこを2分の1補助する、そこの部分をというのが出ていましたけれども、宮古市は今回この50%というこのライン、これとゼロとは言いませんけれども、未満のところ、ここは検討されたんでしょうか。 ○議長(古舘章秀君) 岩間産業支援センター所長。 ◎産業支援センター所長(岩間健君) お答えいたします。 50%以上の減少ということで、これについては、県と連動する基本的な考え方を持ってございます。それで、特に昨日の議員全員協議会でご説明しました資料には、このように記載ございます。「50%以上減少した者、または、今後売上げが50%以上減少が見込まれる者」ということで、その判定については昨年1年間の任意の月、そして、1年間の売上げに対して今年最大落ち込んだ月を対比して、見込みとして12か月を見通した中で補助対象とすると。相当、対象となる事業者が多くなってくるというふうに私どもは考えてございます。また追って、最近の報道ですと、国のほうも家賃補助に関しましては、様々な手法を検討されているとお聞きしています。まず急ぎ、この県の基準に乗って、一日も早く制度を立ち上げ、周知し、申請事務を進めてまいりたいというふうに考えてございます。 ○議長(古舘章秀君) 松本尚美君。 ◆17番(松本尚美君) それはそれで理解しているんです。それで、今日の報道にありましたけれども、久慈市さんは50%未満15%というライン、この間、ここを補助しますよということが報道されていたものですから、そこの部分は宮古市さんは検討されたことがありますかという確認をしている。 ○議長(古舘章秀君) 岩間産業支援センター所長。 ◎産業支援センター所長(岩間健君) 今朝ほどの新聞でそのような報道も拝見しました。数日前には遠野市のほうも同様の、遠野市の場合は20%から50%ということで、対象事業者、かなりしっかりと把握されているようでございます。 宮古市においてはどのように考えるかというのは、この事業継続給付金がまず20万、まず緊急に皆さんに行くと。これも実は県の制度が出る前に設計したものでございます。これは、用途を限るか限らないかという議論を最初いたしました。私も議論したのは、家賃にしようか、いや、家賃だけでないだろうという中で、この20万は決まりました。ですので、この50%未満の減収の方々が県の制度を使えないということは、逆に私どもから言えば、一番最初に申請を受け付けさせていただくこの20万の給付のほうで乗り切っていただきたいという考えの中で、まず、タイミングよく、順次、施策を講じてまいりたいという考えに立っております。 以上でございます。 ○議長(古舘章秀君) そのほかございませんか。 落合久三君。 ◆16番(落合久三君) 中身は昨日も議論しているので、中身のことではないです。 5月1日から申請を受け付ける事業も始まるので、そこに関わってだけ、ちょっと確認の意味でお聞きします。 国が1人10万円というのは、5月1日より始めると。最初、その件で、報道によりますと、マイナンバーを持っている方はネットでも申請ができると。それ以外の方は、昨日の説明では郵便で、1人10万円の国のやつ、郵便で送ってそれが届いたらば、世帯主の人が必要なものを書いて、口座番号を書いて本人であることを証明する、例えば運転免許証のコピーを添えるとか、そこまでは昨日はしゃべっていませんけれども、多分そういうことで、1人10万円の給付に関してはそういう手続が始まるという、そういう理解でいいですか。 ○議長(古舘章秀君) 西村総合窓口課長。 ◎総合窓口課長(西村泰弘君) 議員のおっしゃるとおり、宮古市から申請書を郵送して、届いたらば、それに必要事項を記入して送り返していただくということになります。 ○議長(古舘章秀君) 落合久三君。 ◆16番(落合久三君) それは確認です。 それから、宮古市独自の1件20万円の件、これも5月1日から受付開始というふうに説明あったと思うんですが、受付の場所はどこになりますか。通常だと、産業支援センターだから2階に上がっていくという、こういうことになるんだと思うんですが、願わくば、皆さんがすぐできるように、1階のしかるべきコーナーを作るとかというふうに多分考えているんだと思うのですが、ちょっと確認の意味で、皆さんの結構問合せがあるのです。何階に行くのと。端的に言えば。この点はどうでしょう。 ○議長(古舘章秀君) 岩間産業支援センター所長。 ◎産業支援センター所長(岩間健君) 事業継続給付金の申請受付の場所についてお答えいたします。 今お話しいただいたとおり、市民交流センター、交流プラザ、防災展示の部分もこう什器をよけながら、より広くブースを複数、6ブースほど考えてございます。そちらで皆さんに正面玄関等から入館していただきまして、消毒、検温、それらを踏まえて、記載台も各所に備えながら受付をさせていただきたいと考えております。 ○議長(古舘章秀君) ほかにございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古舘章秀君) これで質疑を終わります。 これから討論を行います。討論はございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古舘章秀君) 討論はないようですので、直ちにお諮りします。 本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古舘章秀君) 異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。----------------------------------- △日程第11 議案第2号 宮古市特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例の一部を改正する条例 ○議長(古舘章秀君) 日程第11、議案第2号 宮古市特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例の一部を改正する条例を議題とします。 提案理由の説明を求めます。 中嶋総務部長。     〔総務部長 中嶋 巧君登壇〕 ◎総務部長(中嶋巧君) 議案第1集、2-1ページをお開き願います。 議案第2号 宮古市特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例の一部を改正する条例についてご説明いたします。 本条例案は、市長、副市長及び教育長の給料について、令和2年5月から同年10月までの6か月間減額しようとするものでございます。この期間に支給される市長の給料月額は、20%減額の66万4,000円。副市長の給料月額は、10%減額の60万3,000円。教育長の給料月額は、10%減額の53万1,000円となります。 なお、この条例の施行日は、公布の日からとするものでございます。 以上が条例改正の主な内容でございますが、議案の朗読は省略させていただきます。 令和2年4月28日提出、宮古市長、山本正徳。 理由、令和2年5月から同年10月までの市長、副市長及び教育長の給料の額を減額しようとするものである。これが、この条例案を提出する理由でございます。よろしくご審議くださいますようお願いいたします。 ○議長(古舘章秀君) 説明が終わりました。 お諮りします。 議案第2号は、会議規則第35条第3項の規定により、委員会に付託しないこととしますが、ご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古舘章秀君) 異議なしと認めます。 よって、議案第2号は本会議で審議します。 これより議案第2号に対する質疑を行います。質疑はございませんか。 松本尚美君。 ◆17番(松本尚美君) この件についても昨日説明を受けました。それで、私も評価をしたいと思います。 ちょっと参考までに確認をさせていただきたいんですけれども、市長の強い思いを反映して今回の削減ということですけれども、6か月ということですね、期間。それから、市長は20%、あ、一問一答かな。副市長、教育長が10%というこの%ですね、数字。これはどのような、何か参考にして、どちらが研究されて決められたのか、ちょっとまずそこを伺いたいと思います。 ○議長(古舘章秀君) 山本市長。 ◎市長(山本正徳君) 20%、10%という、職の重さの違いかなというふうに私は思っておりますので、私が一番やはり職責が重いのかなというふうに思っておりますので、その差であります。 ○議長(古舘章秀君) 松本尚美君。 ◆17番(松本尚美君) 市長からは、20%と10%の違いの、今、説明がありました。それでは、この20%、10%の違いではなくて、20%、10%に数字を決められた何か根拠という言い方は変なんですが、何か参考にされたものはありますか。 ○議長(古舘章秀君) 山本市長。 ◎市長(山本正徳君) 参考にはございません。いずれにせよ、やはり自分も減額をした上で、この厳しさを自分でも感じながら仕事をしたいということであります。 ○議長(古舘章秀君) 松本尚美君。 ◆17番(松本尚美君) 報道でも、皆さんもご案内とは思いますけれども、国会議員一律20%という数字でもって削減をするということが決定しております。あえて伺ったんですけれども、お答えは、根拠はないということですが、この期間についてはどうなんでしょうか。 ○議長(古舘章秀君) 山本市長。 ◎市長(山本正徳君) 期間につきましては、やはりコロナウイルス、この間に、ぜひ終息をしていただきたいと。それから、この期間の間に宮古市の市民、それから事業者等が、これからも先が見えるようにしたいという、短い間でしっかりやりたいという決意の下にこのようにさせていただきました。 ○議長(古舘章秀君) ほかにございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古舘章秀君) これで質疑を終わります。 これから討論を行います。討論はございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古舘章秀君) 討論もないようですので、直ちにお諮りします。 本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古舘章秀君) 異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。----------------------------------- △日程第12 議案第3号 宮古市固定資産評価員の選任に関し同意を求めることについて ○議長(古舘章秀君) 日程第12、議案第3号 宮古市固定資産評価員の選任に関し同意を求めることについてを議題とします。 提案理由の説明を求めます。 中嶋総務部長。     〔総務部長 中嶋 巧君登壇〕 ◎総務部長(中嶋巧君) 議案第2集、3-1ページをお開き願います。 宮古市固定資産評価員の選任に関し同意を求めることについてご説明いたします。 本議案は、令和2年度職員定期人事異動により、令和2年4月1日付で税務課長に任命した三田地環を宮古市固定資産評価員に選任しようとするものでございます。 それでは、議案を朗読し、提案とさせていただきます。 議案第3号 宮古市固定資産評価員の選任に関し同意を求めることについて。 次の者を宮古市固定資産評価員に選任することについて、地方税法第404条第2項の規定により、議会の同意を求める。 住所、生年月日は記載のとおりでございます。 氏名、三田地環。 令和2年4月28日提出、宮古市長、山本正徳。 なお、参考といたしまして、3-2ページに略歴書及び地方税法の抜粋を添付してございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(古舘章秀君) 説明が終わりました。 お諮りします。 本案は、質疑、討論を省略し、直ちに採決したいと思いますが、ご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古舘章秀君) 異議なしと認めます。 よって、本案は、質疑、討論を省略し、直ちに採決します。 本案は原案のとおり同意することにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古舘章秀君) 異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり同意することに決定いたしました。 ここで、報告第5号の報告の際に質問がありました件について、建築住宅課長より発言の申出がありましたので、これを許します。 菅野建築住宅課長。 ◎建築住宅課長(菅野和巳君) 報告5-2ページでございます。 田老総合事務所庁舎新築移転工事のフェンスの変更金額について、この内容についてのご質問についてお答えをいたします。 この金額には、基礎の分を含む金額となってございました。変更前、当初ですとフェンスの高さ1.5m、こちらは既存の擁壁に穴を空けて、その既存の擁壁に設置をするという想定でございました。その後、変更後といたしましては、高さ2mのフェンスということで変更いたしましたが、構造上の必要があったことから、新たにそれ専用の基礎を設ける必要がございました。 よって、この184万7,162円には、新たな基礎部分を含んだ金額という内容となってございます。----------------------------------- △閉会 ○議長(古舘章秀君) 以上で、本日の日程は全部終了しました。 これをもって、令和2年4月開会会議を閉会し、宮古市議会定例会を次期会議の開会まで休会といたします。 ご苦労さまでした。     午前11時45分 閉会    地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。       令和  年  月  日                        宮古市議会議長  古舘章秀                        署名議員     伊藤 清                        署名議員     佐々木重勝...